Mr.Back あらすじを最終回までネタバレ
韓国ドラマのあらすじをネタバレで紹介!
Mr.Back あらすじを最終回までネタバレでお届け!
キャストと相関図も紹介で最終回までを紹介!
BSでも人気で全16話でMr.Backが放送予定!
《 Mr.Back-概要 》
大韓リゾートの会長ゴボン(シン・ハギュン)は、一代で会社を大企業へと成長させたやり手の男だが、最近は高齢のため健康状態も悪くなり死期が近いことを予感する。
しかし息子であるデハン(イ・ジュン)は仕事へのやる気がない上に毎日のようにスキャンダルを起こしては世間を賑わせており、未来への心配だけが募っていた。
そんなある日、ゴボンは隕石落下に巻き込まれ、誤って隕石の欠片を飲んでしまう。
すると、70代のゴボンの身体は30代へと若返っていた!?
さらに若返った姿でゴボンの隠し子・シニョンとして大韓リゾートで働き始めたゴボンはインターン社員のハス(チャン・ナラ)にひかれるが、息子のデハンもまた、明るくハツラツとしたハスに想いを寄せていて…。
2度目の人生で初めて“本当の恋”に出逢った男に待ち受ける結末は…?
「エマージェンシー・カップル」を手がけたチェ・ユンジョン脚本の胸キュン?ラブコメディ!
《 Mr.Back-あらすじ-1話~最終回 》
💛 Mr.Back-1話~最終回
💛 1話
自分の人生とは一体なんだったのか・・。全てを手に入れて満たされているはずのゴボンが、思わずため息を漏らします。彼は自ら立ち上げた会社を成功させ、見事に大企業へと成長させました。もちろん彼はその会社のトップで、下には多くの部下を従えています。お金も名誉もあり、他に不足するものはありません。しかし・・年齢はすでに70を超え・・最近は病気がちです。
人間がいつかは死ぬのは分かっていますが、それでもゴボンには心残りがあります。それは、会社を継がせたい息子のデハンが頼りないことです。このままでは死んでも死にきれない・・なんとかせねば・・そう思っています。そうした中、ゴボンはある若い女性と出会うことになります。それは、ゴボンの会社でインターン社員として働くハスです…。
💛 2話
ある出来事をきっかけに、ゴボンは70代から30代に若返ります。こんなことがあるのか!信じられない!ゴボンは夢を見ているようでしたが、確かに彼の体は30代に戻っていました。一方、解雇を取り消してもらいたいハスが、ゴボンの屋敷を訪れます。しかし、彼女はそこに老人ではなく若い男性がいるのを見て驚きます。それは若返ったゴボンでしたが、ちょうど風呂上りのタイミングでタオル一枚でした。
結局、ハスはショックで逃げ出してしまい、その際にペンダントを落としてしまいます。さらに車が大破してしまい、中に入っていたお金も・・。警察はすぐにゴボンの屋敷を訪れますが、ゴボンが若返ったことを信じようとしません。このため、ゴボンは行方不明になったことにされてます・・。デハンだけは分かってくれるだろうと思いましたが、デハンも若返ったゴボンに気づきません…。
💛 3話
ゴボンは30代に若返って存在しているのに、誰もその存在に気づきません。会社でも屋敷でも彼は行方不明として扱われており、ゴボンはその反応に落胆します。そうした中、ゴボンはハスと一緒にお酒を飲むことになりました。そしてハスが先に酔い潰れますが、その後でゴボンも酔って眠ってしまいます。デハンは必死に父を探していましたが、なかなか手がかりが得られず不安になります。
ようやく運転手のソンにゴボンから連絡があったことを聞きますが・・ソンは一切口を開きません。実は彼だけは秘密を知っていましたが、話しても信じてもらえないと思ったのです。70代の男性が30代になった話しなんて、誰が信じるだろうかと。一方、会社では代表者が不在のままではまずい、新しい会長を選ぶべきだという声が持ち上がります…。
💛 4話
いくら探しても見つからない・・これは絶対におかしい!デハンはゴボンの行方が分からないことに、焦りと不安を覚えていました。家族は積極的に彼を探そうとせず、むしろゴボンが死んだことにしようとするのでした。ホン室長は一人で捜索を続けていますが、こちらもなかなか手がかりが得られず・・。イゴンはそんな彼女に想いを寄せていますが、今はそれどころではありません。
一方、ハスは自分のゴボンに対する言動を悔いていました。私がもっと優しく接していれば、こんなことにならなかったのかもしれない・・と。ゴボンは30代に若返ってすぐ近くにいるのに、いまだに誰も気づきません。だた一人、運転手のソンを除いては・・。その頃、デハンはゴボンが命を絶ったとされる現場に来ていました。といって何かができるわけではありませんが、ただ一人で父を思いながら涙を流します。
するとそこへハスが現れて、二人は一緒に時を過ごします。一方、会社では新しい会長を選任するべきだという動きが高まっています。息子のデハンは当然ながらその有力候補でしたが、しかし、デハンが自分は会長にはならないと言います。やがて会長を決めるための会議が開かれますが、そこに運転手のソンが現れて…。
💛 5話
運転手のソンが公表したゴボンの遺書に、会議に出席したメンバーは驚きます。会社の経営は息子のシニョンに譲りたい・・確かにそう書いてあったのです。息子ってデハンのことじゃないのか?シニョンって誰だ!?と。やがてシニョンが姿を見せますが、この男の中身が会長のゴボンです。ゴボンはシニョンの体を使って皆に事情を説明します。
会長には実は隠し子がいて、その隠し子がこの自分、つまりシニョンなんだと。さあ・・だからこれからはみんなシニョンを補佐して会社を盛り上げてくれ!これで丸く収まるかと思いましたが、さすがにそうは問屋が卸しませんでした。社員たちはシニョンの存在を疑い、彼が何者なのかを調査しようとします。特にゴボンの弟・ヨンダルは慎重で、シニョンに対して遺伝子検査を行います。
ところがその結果は・・なんと血の繋がりがあることが分かりました。そんなまさか、シニョンが本当にゴボンの息子だなんて・・と。一方、デハンは父の遺言を尊重しながらも、シニョンに対して不満を抱いていました。確かに俺は会長にならないと宣言したが、それにしてもあいつは一体なんなんだと。突然どこからともなくやって来て、しかも会長の部屋に勝手に入ったりして…。
💛 6話
チェ家の人々はシニョンを受け入れることができず、彼を追い出してしまいます。シニョンはほとんど抵抗できずに家を出て、一人でうなだれていたところにハスがやって来ます。ハスはシニョンを心配し駆け寄りますが、シニョンはその瞬間、体の痛みがなくなったことに気づきます。おかしい・・さっきまで心臓が痛くてしょうがなかったのに・・と。
ハスは女房のようにシニョンを心配し、破れたスーツも自分が直しますといって持ち帰ります。しかしそのスーツの中には携帯電話が入っていて、シニョンは連絡がとれなくなってしまうのでした。一方、テハンリゾートでは相変わらず会長不在の状態が続いていました。ホン室長は状況を打開するため、デハンをトップに据えようと画策します。彼女は少しでもデハンの力になり、彼に気に入られたいと思っていたのです。
しかし、そのデハンはハスに興味を抱いているようで、ホン室長はあっけなく失恋します。やがてふたたび、シニョンとデハンが再会します。マスコミは二人に注目し、それぞれを比較しながら報道します。そして結論として、シニョンが後継者になるのはふさわしくないとレッテルを貼るのでした。しかし、デハンとしても何も嬉しいことはありません。なぜなら彼は・・自分が会長になりたいとは思っていないからです…。
💛 7話
屋敷からも会社からも見放され、どこにも行くあてがないシニョン。そんな彼を救ったのは・・やはりハスでした。彼女はシニョンを受け入れることを決め、シニョンはハスの家で暮らし始めます。しかし、そのことを聞いたデハンが激しく動揺するのでした。どうしてシニョンがハスの家に・・どうしてだ・・ありえない!と。
デハンは二人に対する嫉妬心を燃え立たせ、仕事に手が付かなくなります。一方、シニョンはとても複雑な心境です。確かにハスのことは気になりますが、しかしそのために息子と対立するのも心苦しいのです。なんでよりにもよって親子で同じ女性を好きになってしまうのだ・・と、シニョンはやりきれません。しかし、徐々に時間が経つうちに、シニョンはデハンに対してライバル意識を持ち始めます。
自分でも恥ずかしいと自覚していましたが、どうしても男としての感情が抑えられず・・。一方、会社ではゴボンの弟・ヨンダルが勝手な改革を断行していました。彼はデハンの人気が上がるのを恐れ、素早く彼に繋がる人間たちを解雇してしまったのです。デハンはなんとかすると言いますが、具体的な方策は何も提示できません…。
💛 8話
テハンリゾートではデハンの人気が高まりつつありましたが、それを警戒する勢力もありました。そして彼らはテハンを陥れるため、無理やり疑惑を捏造し、警察に通報します。この一件でテハンは窮地に立たされ、会社の後継候補から自然に外れていきます。一方、シニョンは静かに情勢を見守っていましたが、デハンを助けるため動き始めます。そして自ら身代わりとなって警察に出頭し、デハンの代わりに拘束されるのでした。
この結果、デハンは無事に釈放されます。どうして自分のことを守ってくれたのか・・彼は何者なのか・・と、デハンはシニョンについて考えます。そして何か裏があるに違いないと考え、シニョンについて調べ始めます。やがてデハンはシニョンと二人きりで会話をし、そのときにあることを感じます。それは・・シニョンがただの男ではなく、自分にとって父のような存在だということです。
さすがに年齢的に父と思うことはできないが、これからは兄と呼ばせてもらおう!こうして、デハンはシニョンに対する信頼を深めていきます・・。一方、ホン室長はシニョンの考えを伺うため、計画書を渡してほしいと言います。しかしそれに対してシニョンは、それはデハンが立派になってからだと返答します。シニョンは焦燥感を募らせ、ついに自分の気持ちをハスに伝えます…。
💛 9話
デハンは全てに気が付き、シニョンの正体について本人に指摘します。あなたはシニョンではなく・・本当はゴボン会長ですね・・と。しかしシニョンはこれを否定し、そんなわけないだろうと答えます。二人のやりとりを遠くから見守っていたハスでしたが、彼女はあえて近づきませんでした。兄弟でしか話せないこともいろいろある、私がそれを邪魔しちゃ悪いわ・・と。
一方、テハンリゾートが運営するとあるホテルが経営危機に陥っていました。シニョンとデハンはそれを何とか再建しようと努力しますが、度重なるトラブルに手を焼き苦労します。大変だったのは、ホテルに認知症の女性が現れて怒りの抗議を行ったことです。この女性はホテルの設計をしたのは自分だと主張・・それなのに何故自分の名前が入ってないのかとわめき散らしたのです。
その頃、ホン室長たちはシニョンに対する疑念を深めていました。会長の隠し子だという彼は・・実際のところ何者なのか・・と。一方、シニョンはハスとデートの約束をしますが、息子のデハンに阻止されてしまいます。デハンはハスにネックレスをプレゼントしますが、そのネックレスはシニョンの妻が残したものです…。
💛 10話
シニョンは心臓が悪くなって倒れ、病院に運ばれてしまいます。そこへソン運転手やデハンたちが駆けつけますが、冷静に対応できず混乱します。そうしてる間にシニョンの心臓は止まってしまい、臨終を迎えそうになりますが・・。医師が必死に蘇生措置を行い、シニョンはなんとか命を繋ぎます。こうして無事に助かったシニョンでしたが、退院後、すぐに彼はいなくなります。
デハンは必死に彼を探しますが、どこにも見つからず不安を募らせます。実はシニョンはじっくり考えたいことがあって、一人になれる場所に来ていたのです。確かに・・自分はたった一代で会社を大きくし成功を収めた・・。そのことについては、我ながら見事だったと言っていいだろう。でも・・家族の幸せについてはどうだったのか?自分はそれを与えることができたのか?
本当の意味で家族を幸せにすることができたのか?いや、そのことだけは成し遂げられなかったようだ・・と。シニョンは家族のことを思い、ハスと恋愛してる場合じゃないと考えるようになります。そしてハスのことを諦めようとしますが、しかしやっぱり気持ちを捨てることができず・・。結果、シニョンは自分の気持ちに素直になり、自然体で残りの時間を過ごすことにしました…。
💛 11話
デハンはホン室長に告白され、困惑していました。彼女の気持ちはすごく嬉しいが、俺の心の中にはやっぱりハスのことが・・と。しかしそのハスはシニョンとの絆を深めており、デハンはやりきれない気持ちです。当然、ホン室長の気持ちに応えることもできません。その一方、デハンたちにはやるべき仕事が待ち受けていました。
それは、経営難に陥った西海のホテルを建て直すことです。このことはシニョンの強い希望でもあり、デハンもなんとかしたいと考えています。しかしいいアイデアが見つからず、ただ時間だけがいたずらに流れていきます。シニョンはデハンを成長させようとして、あえて具体的な指示を出しません。自分で考えて状況を切り開いてほしいと思ったのです。
どうすればお客さんが来てくれるようになるのか・・そのことを考えてみろ!シニョンが送った唯一のアドバイスは、ただそれだけでした。一方、デハンはハスのことが気になってしまい、仕事に身が入りません。このままでは行き詰まるだけだと考え、デハンは思い切ってハスに告白します。その結果はもちろん惨敗ですが、しかしおかげで彼は仕事に集中できるようになります…。
💛 12話
シニョンはデハンを心配するあまり、デハンが書いた手紙を取り上げてしまいます。デハンはこれに反発して、ゴホンがそう言ったのかと尋ねます。それに対してゴボンは口ごもりながら、そのとおりだと・・。一方、ハスはシニョンへの思いを日増しに強くしていきました。そしてその思いは頂点に達し、彼と結婚したいと思うまでになります。
ところが・・周囲からは一様に反対されてしまいます。シニョンと交際するなんて何考えてるの?あまりにも身分が違いすぎるじゃないの・・と。確かにハス自身も、家柄が違いすぎることはよく分かっていました。それでも・・気持ちの上では対等だと胸を張っていたのです。私が彼を好きになることに何の無理があるだろう・・どこにも無理なんてないじゃない!と。
しかし結局、周囲の圧力に耐え切れなくなり、ハスはシニョンと別れることを考え始めます。一方、西海のホテルは取り壊されることになりましたが、ホン室長はそれを食い止めようとします。シニョンはテハンを後継者にするべく、彼に経営のノウハウを叩きこみます。いいか、事業とはこのようになるものだ・・と、自分の経験の全てをデハンに伝授したのです。デハンはシニョンの凄さを見せつけられて、ただあっけにとられています…。
💛 13話
ヨンダルはテハンリゾートを自分のものにしようとしましたが、あえなく失敗します。さらにそこから急速に衰えを見せ、次第に追い込まれていくのでした。一方、デハンはシニョンの体のことを心配し、治療に専念してはどうかと話します。しかしそれに対してシニョンは、残された時が短いから治療なんかしても意味がない、と答えます。どうせ近いうち死ぬんだから、思う存分やりたいことをやらせてくれと・・。
シニョンはヨンダルのもとを訪れ、優しくも厳しいことばをかけてお灸をすえます。欲望だけで行動するからこんなことになるんだ、これからは誠実に生きろ!と。しかし、ヨンダルは最後まで聞く耳を持ちませんでした。一方、西海ホテルの経営難は依然として改善されていませんでした。イゴンは投資家に売却すればいいと考えていましたが、ホン室長はそれに反対です。
もちろんデハンも反対ですが、表面上はイゴンの考えに理解を示したフリをします。彼が本当のところ何を考えているのか、その思惑を探り出すためでした・・。デハンは不思議に包まれたメールのことが忘れられず、ソン運転手に会いに行きます。あの謎のメッセージは一体どういうことなんだ、君は何か知ってるんだろ?核心を訪ねられたソン運転手は、ついに隕石のことをデハンに話します…。
💛 14話
シニョンの状態はますます悪くなり、ついに彼は倒れてしまいます。それを見たデハンはすぐに駆け寄り、父さん!と呼び掛けます。するとシニョンはそれに対して、すまない・・許してくれ息子よと言います。ついに二人が、互いに親子だと認め合った瞬間でした。結局、シニョンはなんとか命脈を保ち、テハンはそれを見て安心します。
それからしばらくして、シニョンは体を回復させますが、それと同時にある決心を固めます。それは、自分のこれまでの経緯を全て話すことです。彼はずっと真実を隠してきましたが、ちゃんと説明する義務があると思ったのです。そしてシニョンは隕石のことから始めて、自分が若返ったところまで詳細を話していきます。周りで話を聞いていた人々は、ただあっけにとられ、返す言葉が見つかりません。
隕石を飲み込んで70代から30代に若返ったなんて・・そんなことが本当にあるのか・・と。一方、その場所にハスはなかったので、彼女だけはまだシニョンの真実を知りません。シニョンは彼女にも同じように話そうとしますが、なかなかきっかけが持てません。全てを話したときハスがどんな反応を見せるか・・それが恐かったのです…。
💛 15話
シニョンは徐々に体が衰えていき、心も不安定になっていました。彼はハスとの再会を果たしますが、せっかく会えたにも関わらず、自暴自棄になって逃げ出します。ハスはそんなシニョンに対して、これからもずっと生き続けてほしいと話します。そしてこの一言を受けて、シニョンはようやく手術を受ける決心をします。何がなんでも隕石を取り除き、ハスを安心させてやらなければならない・・と。
一方、イゴンはシニョンとゴボンの関係に疑問をもち、ヤン検事に指紋検査を依頼します。それを行えば、一発で二人に血縁があることが分かってしまいます。シニョンはイゴンの行動を知り、慌てて検事に電話を入れます。デハンもイゴンに関する証拠を集めて、彼の暴走を食い止めようとします。こうしてなんとか・・真実が明るみになるのを防ぐことができました・・。
その後、シニョンはハスとのデートを楽しみます。他にもやるべきことはありましたが、残り時間の短さを考えて、シニョンはハスとの時間を優先させたのです。そんな風にして季節はどんどん巡っていき、やがてクリスマスの時期を迎えます。デハンはそこでシニョンのために、ペンダントをプレゼントします。そのペンダントは・・デハンにとって大事な大事な母の形見でした…。
💛 16話(最終回)
残された時間が少なくなっていく中、シニョンは焦りと不安を覚えていました。しかしその一方、幸せなムードにも包まれていました。時期はクリスマスを迎え、シニョンはハスからスーツのプレゼンをもらったのです。しかもそれは購入したものではなく、ハスが自ら作ったスーツだったのです。
自分で作るのは始めてだったハスでしたが、シニョンのために彼女は心を尽くしました。さっそくそのスーツを着たシニョンは、そのまま部屋の床に寝転がります。ああ・・なんて自分は幸せなんだろう・・愛する人から手作りのスーツまでもらって・・と。
そうやって幸せに浸っていたところ、シニョンの体は元の70代に戻ります。30代の若いシニョンはどこにもいなくなり、もう戻る気配もありません。そしてそれを確認したシニョンは、深いため息をつきながら脱力し、静かにゴボンに戻るのでした。
一方、デハンたちはゴボンが生きていたことを知り、大喜びします。よかった・・やっぱり生きていてくれたんだね・・父さん!と。そしてその勢いでゴボンに病院に行くことを勧めますが、ゴボンはそれを拒否します。理由は、病院に行ったらクリスマスイベントに参加できなくなるからです。
ゴボンはそれにぜひとも参加しなければならない理由があったのです。どういうことかというと、イベントを考えたのがハスだったのです。しかしゴボンはすでに死んだことになっているので、結局、イベントに参加できませんでした。せつない気持ちで遠くからハスを眺めるゴボン・・ハスはとても楽しそうにしています。
すると突然、ハスがゴボンを見つけてやって来ます!そしてこのまま終わりにするのは悲しすぎると言って、ゴボンのおでこにキスをしました・・。ゴボンはこの上ない幸せを感じますが、その瞬間、跡形もなく消え去ります。
それから1年の月日が流れ、ゴボンはふたたびシニョンとして復活します。ハスはそれを見て喜びますが・・シニョンは昔の記憶を失っていました。そのためハスのことも分からず、何を話しても通用しません。そんな・・昔のシニョンにはもう会えないの?と、ハスは悲しみに暮れます。
ところが、シニョンは落ち着いた様子でハスに話しかけます。心が動揺してるんですね?それならとてもいいおまじないがありますよ、と。そしてそれを使ってみたところ・・二人は無事に再会することができました。シニョンの記憶はまだ戻っていませんが、ハスは安心感を取り戻します…。