1%の奇跡(2016)-あらすじ-5話~6話-ネタバレ

2018年9月24日

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韓国ドラマ-1%の奇跡(2016)
韓国ドラマのあらすじ!ネタバレ!放送予定!
韓国ドラマ-1%の奇跡(2016)-あらすじ-5話~6話-ネタバレ
最終回までをネタバレありであらすじを配信中!
放送予定の1%の奇跡(2016)を配信!キャストと相関図も紹介!

【1%の奇跡(2016)-概要】

小学校教師のダヒョンは、生徒たちを連れて野外授業に出ていたある日、山で行き倒れになっている老人を見つけて病院に連れていく。
ダヒョンの優しさにいたく感動した老人だったが、実はその人物は大財閥ソンヒョングループの会長、イ・ギュチョルだった。
イ会長は、グループの影響が少ないホテルで好き勝手に仕事をしている孫のジェインを見かねて、見ず知らずのダヒョンと結婚しろというとんでもない内容の遺言状を作成する……

1%の奇跡(2016)のあらすじやキャスト、相関図などをまとめて最終回までネタバレありで全話配信!

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【1%の奇跡(2016)-あらすじ-5話~6話】

💛 1%の奇跡(2016)-あらすじ-5話

若い女性が寝室に駆け込んできて、ダヒョンは飛び起きました。彼女は男を探しているのだと言います。おそらくダヒョンの母が彼女にダヒョンのボーイフレンドのことを伝え、母の代わりにその男と結婚前に同棲していないか確かめに来たのでした。

彼女はダヒョンの友達のチョン・ヒョンジン(イム・ドヨン)と言います。ダヒョンは唖然として、『あの馬鹿』のことを母親に話すべきではなかった、と悔しい気持ちになりました。「つまり恋人はいるってこと?」ヒョンジンは息を呑み、ダヒョンはおおむねそれを認め、固まっている友人に出て行ってと言いました。

ジェインが仕事場に着くと、赤電話で祖父から連絡があり、一緒に食事をしたいと言ってきました。ジェインが断り、そんなちっぽけなことで赤電話を使うなと文句を言うと、祖父は、おまえが電話に出ないからだと答えました。

ジェインは、それがただの昼食だとは思っていない、グループ傘下に戻る気はないと念を押しました。祖父は母のことを考えてやれと言いますが、ジェインは母を一番泣かせてきたのは祖父であるとなじります。数日間、非常に重要な作業に集中しなければならないから、と言って、ジェインは電話を切りました。

祖父は怒って、ジェインの味方であるパク弁護士を責めました。カンとは違い、パクは祖父が送り込んだスパイなのです。祖父は激怒し、ジェインは本当にダヒョンと付き合っているのかと問いを投げました。ジェインが本当にダヒョンと付き合っているのなら、まだ孫にマナーのひとつも教えていないのかと言いました。おやおや。

ダヒョンは、ヒョンジンに向かって、彼とは契約交際をしているという事実を明かし、ヒョンジンはそれを批判しました。しかし、契約書に書かれた彼の名前を見ると、態度は一変し、『王子様』と彼を呼び、ダヒョンに向かってすぐ同居すべきだと言いました。「旅行して、キスして、寝るのよ」それは命令でした。「けれど、避妊薬はちゃんと使うのよ!」と言うヒョンジンに枕を投げつけ、母親には内緒にしてくれと言ったのでした。

ヒョンジンは分かったと答え、ジェインはどんな人なのか、キスはもうしたのかと興奮して質問を投げかけてきます。ダヒョンの沈黙をきっちり理解し、ヒョンジンは息を呑みました。「したの? キス」

ヒョンジュンは孤児院でダヒョンを降ろしました。ダヒョンはそこで手伝いをし、子どもたちと遊ぶことになっているのです。彼女は院長に最近あまり来られていないことを詫び、ジスが奴隷のような契約から逃れることができたと言いました。院長はそれを聞き、ジスもときどき来て、子どもたちにたくさんのプレゼントを置いていってくれる、彼は子どもたちををきょうだいだと思っているから、と言いました。(なるほど、道理でダヒョンと知り合いなわけです)

ダヒョンはアートギャラリーでジェインとデートしましたが、カメラを持った人を見ると背を向けて顔を隠すようにしました。ジェインはレポーターはいないと言いますが、そんなの分からないじゃないとダヒョンは答え、コンサートに行かされたことを思い返し、あの苦難の後では、彼が何をしでかすか分かったものではないと考えました。

彼は、先生はあまりに厳しいと彼女の言葉に反発しました。彼はそんな言葉を聞かずに育ってきたのです。ダヒョンは、あなたはしつけを受けずに育ってきたようねとと評します。彼女の生徒はジェインのように振る舞うことなど夢に見てすらいないのです。

彼は、自分にしたように生徒を蹴るのかと尋ねましたが、子どもたちはきちんとマナーを知っているから、と答えました。ダヒョンは歩き出そうとしましたが、ジェインは彼女を抱きかかえ、一緒に歩こうと言いました。「そうね」ダヒョンは仕方なく言いました。「まあ、付き合っているのだから」

たくさんの絵の中から、ひとりの母親が子供を抱いている絵の前でジェインは足を止め、絵に向き直りました。ダヒョンは、彼のホテルが後援しているダンスパフォーマンスではなく、ただこの手のイベントに来たのかと質問しました。彼は今日は仕事で来たんじゃない、画家の中に知り合いがいるからだと答えました。おばの夫です。彼女は、それならどうしてその人をおじと言わないのかと尋ねました。

ジェインのフラッシュバックで見た白人の男性が現れ、ジェインは英語で挨拶し、彼の作品を褒めました。男性は感謝して、君のお母さんは来ていないのか、自分に会いたがっているだろうにと言いました。ジェインは微笑み、そうですねと答えました。男が立ち去ると、ダヒョンはおばは再婚したのかと問います(『おじ』は血縁関係にある場合に使う言葉です)。ジェインはそれを認めますが、ダヒョンは『君のお母さん』という呼び方が心に引っかかっていました。

しばらく彼らを見ていた若い男が、ダヒョンに挨拶しながら近づいてきました。ダヒョンは嬉しそうに『サンウ兄さん』に挨拶しました。彼はダヒョンに何をしているのかと聞き、ジェインは彼女をここに連れてきたのは自分だ、と硬い口調で答えました。

ダヒョンはサンウを、ヒョンジンの兄だと紹介し、サンウは当惑しているジェインに向かい、「私の妹とダダは親友なんです」と明らかにしました。ジェインはダヒョンを引き寄せ、自分たちもとても特別な関係ですと言い、彼女は不愉快ながら笑みを作りました。

ジェインはダヒョンに腕を回し、ダヒョンからサンウのことを聞いていないということは、ふたりの関係は特別なものではないということだと言いました。更に、自分のガールフレンドに男友達がいることは認めないと言ったのです。

サンウは、ふたりはまだ付き合い始めたばかりのようだとやり返し、そもそもダヒョンは恋などしていないと言いました。ジェインは男と女の間で時間など重要ではないと言い、一目惚れだけが愛ではないだろう、自分とダヒョンの交際はもう始まっていると答えました。ダヒョンは慌てて、これは愛ではないと言います。

車に向かう途中、ジェインは他の男と会うなと言いました。彼女はサンウはただの友達の兄だと言いましたが、ジェインは認めないと答え、無視するよう言いました。ダヒョンはそれは認める認めないの問題ではない、10年以上もの知り合いを無視するなんてできないと言いました。

彼はダヒョンの腕をつかみ、これからも会うようなら、契約違反だと警告します。彼女はサンウのことを知り合いのお兄さんとしか思っていないと抵抗しましたが、ジェインは『お兄さん』という言葉に苛立ちを覚え、彼女が考え直すと言うまでぴったりとそばに体を寄せました。彼は離れ、彼女は悪魔の王め、と呟いたのでした。

アートギャラリーでは、ジェインのおじの娘が、父親にジェインの居場所を尋ねて、もう帰ってしまったことにがっかりしていました。一方、テハはハン社長を強く叱っていると父と会いました。ハン社長はテハを養子に迎えたいと言い、テハの父親は嬉しそうです。

社長がいなくなると、テハの父はジェインのガールフレンドについて何か分かったかと尋ねました。テハは、今分かっているのは彼女が普通ではないということ。というのもジェインがメディアの報道をもみ消しているから。父親は祖父もそのことは知っているだろうと考え、テハに、尾行をつけて彼女が何者かを明らかにしようと言いました。

車の中で、ジェインはヒョンジンについて尋ねました。ダヒョンは、ヒョンジンは中学校からの親友で、大学に上がるまでは隣同士だったと答えます。ダヒョンはサンウ兄さんについても話そうとしますが、ジェインの反発を思い出して、言葉を飲み込みました。ジェインは、彼に会ったり話したりする必要はないだろうと言い、激怒したダヒョンは首を振りました。

ダヒョンの家に着くと、近所の人たちが外に立っています。その理由は、アパートの隣の家が泥棒の被害に遭ったということでした。隣人は、もちろんダヒョンは安心していていい、頼もしいボーイフレンドがいるんだからと言いました。ジェインは招かれもせずに彼女を追って部屋に入りましたが、今までアパートを見たことがないような気持ちにさせるあれこれについて口にし、ドアは二重ロックになっているのかとダヒョンに尋ねました。

彼はダヒョンについてまわり、窓を確かめてここにバーを取り付けるべきだと教えました。裏窓も確かめ、ガス管を伝えばここに登ることができると、ジェインの肩越しにじっと見ているダヒョンに言いました。彼女を背後に感じ、彼は微笑み、ダヒョンは飛び退きましたが、テーブルまで追い詰められてそこに座りました。ダヒョンは落ち着かなげに、帰らないのかと尋ね、ジェインは帰ると答えながら彼女の腰に腕を回し、ぐいと引き寄せました。「何をしているの?」ダヒョンは緊張して尋ねました。

「キスだよ」笑顔でそう言った彼は、顔を近づけてきました。戸惑ったままのダヒョンは、いましも頬に唇が触れそうになったところで、ぎくしゃくと彼を押し戻しました。彼は身を起こし、がっかりした様子です。ダヒョンはそわそわしながら帰らないのかともう一度尋ね、ジェインは自分が出たら全部のドアに鍵をかけろ、何かあったら呼べ、と言いました。ダヒョンはゆっくりうなずきました。去り際、彼は足を止め、軽いため息とともにたくさんのジスの写真を見て、『この珍妙なもの』(笑)を壁から外すように言いました。

彼が帰ると、ダヒョンは床にへたり込み、目を見開いて、うまくやったと自分に言い聞かせながら両方の頬を手で軽く叩きました。それから両手を胸に当てました。ジェインは車を走らせながら微笑んでいました。パクはジェインに向かって、2人の二重スパイなんじゃないかと追求されたと言いました。部下のカンが祖父のスパイだと知っているので、ジェインはその偽善的な振る舞いに不満です。

パクはジェインにメッセージを伝えました…ダヒョンとは、コンサートやアートギャラリーではなく、他の人たちと同じような場所へ行くこと。ジェインはそうしていると答えますが、パクはそれはデートではなく仕事だろうと言います。ジェインは今の伝言と同じような効果を自分に与えた、最初のデートでのダヒョンの言葉を思い出しました。

パクは付き合っている男女の間にはいろいろなことがあるものだと言います。「彼女と寝ろという意味か?」とジェインは尋ねました。それはまだ早いし、ダヒョンを誘惑しようにも彼女はなかなか手ごわいと考えています。(間違いなく、彼の思考は短絡的です)パクは違うと言い、デートをしろという意味だと答えます。一緒に映画でも観るとか? メッセージを送り、花を贈るとか? 手を繋いで一緒に歩くとか? ジェインが黙り込んだのを見て、パクは首を横に振り、ジェインを気の毒な男と呼びました。

家では、ジェインがダヒョンのイニシャルをなでながら子豚のキーチェーンを見つめています(おっと、彼の車の鍵がついています!)。ダヒョンが買って彼に渡した模型に視線を投げ、電話を手に取りました。電話が鳴った時、ダヒョンはジェインのイニシャルの入った自分のキーチェーンを見つめていました。

電話の相手はジスで、教えて欲しいことがあるという内容でした。というわけでジェインは彼女のボイスメールを聞き、こんな遅くに誰と電話しているのかと訝ります。ダヒョンが電話を切ると、すぐまた鳴り、またジスがかけてきたのかと期待を込めて、彼女は電話に出ました。

電話をしたのはジェインで、彼女がジスの名前を呼んだことと、さっきまでダヒョンが話していたのがジスだと分かったこととで、彼は不愉快になりました。ダヒョンに、ジスと付き合っているのではないかと怪しみながら尋ねると、ダヒョンは笑ってどうして彼とデートなんてできると思っているのかと尋ねます。彼はまだ21歳で、自分はファンクラブの会長なのです。更に、私の『ジス様』をスキャンダルに巻き込みたくないと答え、彼は目を剥きました。

彼女はジェインにこんな遅くに電話してきた理由を尋ね、彼は他の恋人たちと同じデートがしたいと答えました。そして、関係がどうであれ、他の男を近づけることは許していないと繰り返しました。「他の恋人たちもこんな制約に従っていると?」ダヒョンは尋ねました。「分かるはずがない。こんなに遅くに電話をしたことはないから」とジェインは恥ずかしげに、それでいて誇らしげに笑いました。ダヒョンも電話のこちら側で笑いました。(よしよし、可愛いですね)

夜は更け、ダヒョンはベッドに横になり、ジェインは床に座って、まだ話し続けています。次は映画を観に行かないかと言うジェインに、また彼のホテルが後援をしているのか、それに、出ている俳優をひとりでも知っているのかとダヒョンは尋ねました。彼は怒って、そうではない、ただ映画を観たいだけだと答えました。ダヒョンは満面の笑みを浮かべました。彼はきちんと戸締まりをしろと言い、彼女は分かったと答えましたが、その時不意に玄関のドアを開ける音がしました。

ジェインにそれを話すと、彼は、警察を呼べ、すぐ行くと言いました。ですが、現れたのはヒョンジンで、一晩泊めろと言ってきたのでした。ダヒョンは彼にそう伝え、おやすみの挨拶をしました。ジェインはヒョンジンと一族すべてに不快を覚え、ぶつぶつと文句を垂れました。ヒョンジンはまたジスと電話していたのかとダヒョンに尋ね、彼はただの生徒だとおおげさな素振りで言いました。ダヒョンは否定し、いっぱいの笑みを浮かべ、歌うように、自分には恋人がいるのだと言いました。ヒョンジンは嬉しそうに彼女をからかいます。

夜が深まり、ジェインはダヒョンが買ってくれた模型に取り組んでいます。ヒョンジュン(彼女がベッドを占領したせいで、ダヒョンは床で寝なければなりませんでした(笑))はジェインのことはサンウから聞いていると言いました。ダヒョンはサンウは秘密を守ってくれるように頼んでとヒョンジュンに言いました。ヒョンジュンはダヒョンに、まだ兄さんに気があるのかと尋ねましたが、それはもう10年も前の話で、サンウがあんなにプレイボーイだと知らなかった頃のことだと答えました。

テハの母は、夫を相手に、会長はジェインに恋人がいるのを知っているのに、何故何も言わないのだろうと訝っていました。しかもジェインは、ハン社長の娘との縁談を断り家を出て大騒ぎを起こした過去があるのです。

週末、ダヒョンはスタジオでジスのダンスを見て、弁護士がすべて取り仕切ってくれたので新しい事務所が見つかったと聞きました。ジスは次の週にオーディションに行くとも話しました。ダヒョンは歓声を上げてジスに抱きつきますが、ジス様にこんなことをしてはいけないと言って体を離しました。

彼はまた彼女を抱きしめ、ぎゅっとして、本当にありがとうと言いました。彼女はジスの背中を励ますように叩きましたが、ジェインが一切の男と関わってはいけないと言ったことを思い出し、腕を抜け出て後ろに下がりました。それから、ジスに向かって、これは彼の努力のたまものであり『あのおじさん』のおかげだと言いました。ジスは彼女がパク弁護士のことを言っていると思いましたが、彼女はこれから会う別のおじさん(サイコな悪魔の王)のことを言ったつもりでした。

パク弁護士はジェインのオフィスに来て、昼食の時間はあるかと尋ねましたが、ジェインは既にダヒョンと約束がありました。パクがダヒョンの人となりについて尋ねると、興味があるならついてこいとジェインに言われました。

エレベーターで、パクはこの時間を特別だと感じているかと尋ね、ジェインは普通だと答えますが、パクは彼が変わったと言います。ジェインはしばらく付き合っていますが、特別な感情は湧いているのでしょうか。ジェインは悪くないというだけだと答えました。彼はダヒョンを、ダサくて古臭い、絵に描いたような先生だ、けれどたくさんの男に取り巻かれているのに驚いたと言いました。ジェインは彼女をプレイガール呼ばわりし、パクは思わずにやりとしてしまいました。

エレベーターが止まり、人々が皆降りたところで、ふたりはダヒョンが後ろに立っていることに気づきました。彼女はジェインをにらみつけ「悪くない? ダサい? 古臭い? 本当の狐がどんなものか見せてあげましょうか? 覚悟してなさい」彼女は言い切りました。それから、ヒョンジンが働いている洋服屋にすたすたと向かい、ヒョンジンに手伝ってもらって服を選びました。

レストランに着くと、ふたりの親友は席につき、パク弁護士はおまえがこれほど女性について話すのは初めてだと評しました。ジェインは、彼女は初めて会ったときからああだったと答え、彼女はきっと10年後もそんな感じだろうと思い、そこは気に入っていると言ったのでした。

ジェインが彼女が遅いのはまた道に迷ったせいだろうと言い始めたその時、彼女は店に入ってきました。彼女の美しく大胆なドレスとヘアスタイルに、彼は思わず立ち上がり、驚いたように彼女を見つめました…。

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💛 1%の奇跡(2016)-あらすじ-6話

パク弁護士が店を出ようとしたまさにその時、ダヒョンはなめらかなピンクのドレスを着て、髪を愛らしく結い上げた姿で店に入ってきました。ジェインは自分の目に映っているのが誰かに気づき、驚きで目玉が飛び出そうでした。彼女は誇らしげに席に着くと、パクが彼女を褒めるのを聞いて微笑むので、ジェインは非常に面白くありません。

ジェインはダヒョンに、露出が多く、まるで裸みたいなドレスだと言いますが、ダヒョンは自分がエレベーターで聞いたコメントを投げ返し、私のドレスの着こなしは少し『古臭い』かしらと辛辣に言いました。

その言葉は完全にジェインの頭をすり抜け、前の格好の方が今着ているものより良かったと言いました。ジェインの文句を無視して、ダヒョンはパクと話を始めてしまい、ジェインにできるのは、明らかに苛立った様子で椅子に座り直し水を飲むことしかありませんでした。

SHモールでは、テハとその父親がダヒョンの経歴を調べ上げ、どこにでもいる平凡な教師とジェインが何故付き合っているかについて考えていました。テハは父に、ふたりの尾行はつけてあると伝えると、会話はテハの恋愛事情に移っていきました。テハは息子に釣り合う女性をすぐ見つけると約束しました。

レストランでは、パク弁護士が電話のため席を外していて、ジェインは信じられないという顔でダヒョンをじっと見つめていました。近くの席の男たちがダヒョンを見ていることに気づき、ダヒョンの反発を無視して、自分の上着を持って来るよう言いました。

ふたりはパクが戻ってくるまで不機嫌な顔をして座っていました。ダヒョンは飲み物を軽くすすると、もう行かなくてはならないと告げました。ジェインは嫉妬から、またサンウと会うのかと尋ねると、会うのはサンウとではなくその妹のヒョンジュンだと言い返しました。

ふたりが揉めているのを眺め、パクは必死に笑いをこらえて、おとなしく黙っていました。ダヒョンが店を出ていくと、パクは彼女はとてもセクシーだとジェインに言い、ジェインは、普段はセクシーではないと腹を立てました。

「彼女は完全に普通で古臭い…」口を開くと、ジェインの記憶が揺さぶられ、エレベーターでの彼女についての評価を思い出しました。これは自分が引き起こしたことだと気づいたダヒョンは、案の定ダヒョンが置き忘れた(笑)バッグをつかんでひとまず彼女を追うことにしました。

外に出ると、ジェインはまだ怒っているダヒョンに追いつき、バッグを渡しました。近くのベンチに座ると、ジェインはあんなふうに振る舞うのは愚かだと彼女に言います。ダヒョンは、それは自分がダサくて古臭いからでしょうねと言い返しました。けれど、付き合っている以上、ジェインの友人の前で恥をかきたくなかったのだと言い直します。

彼はそれを聞いて笑みを浮かべ、そんなドレスを着た姿は二度と見たくないと言いました。ダヒョンは陰口を叩くのをやめて欲しいと言い返し、ジェインはあれは陰口ではないと言い張りました…彼女は、パクとジェインの会話を最後まで聞いていなかったのです。

ダヒョンは話の続きをおずおずと尋ねましたが、ジェインの答えは分からず、場面は階下にあるヒョンジュンの洋服屋に移りました。

 ジェインはヒョンジュンに向かって、二度とダヒョンにあんな露出の高い服を選ばないようにと警告しますが、ヒョンジュンは今時の女性の服装はみんなあんな感じだと言い返します。ジェインは他の女性の服装などどうでもいいが、と言ったとき、ダヒョンが試着室から出てきました。彼は普段着でいた方がよほど可愛いと強調しました。ヒョンジュンはジェインがダヒョンを連れて店を出るのを見て、兄のサンウは今のところ一歩出遅れているようだと考えます。

祖父の家では、ジェインの母親が、ビジネスの役に立たないダヒョンをどうしてジェインと交際させているのかと尋ねています。ジェインの母として、グループに戻ってくるのを阻んでいるのだとしたら腹に据えかねるとも言いました。祖父はジェインの母に、ダヒョンは特別で、ジェインをグループに戻す可能性を秘めていると答えます。祖父にとってそれはとてもいい考えでしたが、ジェインの母は何も答えませんでした。

家でぼんやりとフライドチキンを食べながら、ダヒョンはさっきのジェインの言葉をどうしても忘れることができずにいます。突き詰めれば、ジェインは彼女が普通だから好きなのだと言ったのです。彼は彼女は本物の狐だとからかうように言い、更に、二度とあんな露出の多い服を着ないようにと念を押しました。

ダヒョンは思い出し笑いをしましたが、カメラは、ずっと前からダヒョンの反対側に座っているヒョンジュンを映します。ヒョンジュンはダヒョンがごきげんなのはフライドチキンのせいか、それともジェインのせいかと尋ねます。ダヒョンはチキスト(チキン+キリスト)を裏切らないと誓います。

ヒョンジュンは本当のことを知っていましたが、ダヒョンの親友として、ジェインとの不仲は良くないと考えます。ヒョンジュンはダヒョンの携帯電話に手を伸ばし、ダヒョンの黒くセクシーなミニドレス姿の写真を添付して、ジェインに『お詫び』というタイトルで、彼だけの目に触れるなら、セクシーなダヒョンも悪くないだろうとメッセージを送りました。ヒョンジュンの判断は正しく、メッセージを開いたジェインは思わずヒョンジュンの送ってきた画像を拡大して眺めたのでした。

翌朝、ジェインはダヒョンに今夜食事をして映画を観ないかと誘いました。家では、ダヒョンが興奮して了承のメールを送り、夜は何を着ようかと考えます。

部下のカンがセキュリティールームで大変なことが起きていると言いながらオフィスに駆け込んできたことで、ジェインの平和な朝は終わりを告げました。それはホテルに爆弾が仕掛けられたらしいという事態で、ジェインは警備員にマニュアル通りに動き、避難に備えるよう指示しました。

部下のパクははもし避難の状況がメディアに取り上げられれば、批判は免れないと思い悩んでいます。けれどジェインは彼女を、何もしないのは更に悪いと諭します。彼は1時間以内に問題が解決しなければ、客を避難させるようにとセキュリティーチームに指示を出しました。

ジェインは次の仕事の関係で部屋を出ていきました。ホテルのVIPクライアントである外国人との会合があったのです。ジェインがクライアントと別れようとしたとき、彼はジェインの後ろで倒れ、カンは慌てて救急車を呼びました。

一方、ダヒョンはデート場所のホテルに到着し、今ジェインが巻き込まれている混乱のことなどまったく知らずに彼の姿を探します。カンが外国人クライアントと一緒に救急車に乗り込み、すぐホテルから逃げるのかと尋ねました。それに対してジェインは、船長は沈む船を見捨てたりしないと答え、セキュリティールームへと急いで戻っていきました。

その途中、ひとりの女性がジェインに声をかけ、せっかく海を越えて会いに来たのに随分とよそよそしいと言いました。元婚約者のハン・ジュヒ(ソン・ヨンチェ)でした。ジェインは3年前に結婚していなくて良かったと言っただけでした。

ジュヒは相変わらず忙しいのねと言い、ジェインは礼儀正しくその場を離れようとしましたが、ジュヒはそんなことでは本当の愛に出会えない、3年前あなたとの結婚をやめたのはただそのせいだと指摘しました。ジェインはジュヒに君の記憶は若干歪んでいるようだと言い、彼女との結婚を拒んだのは自分の方だと彼女に思い出させて、彼女が拒んだのは彼の用意した結婚前の契約にサインすることだと答えました。(炎上)

セキュリティーオフィスで、ジェインは怪しい様子の人影がスタッフルームに無造作にカバンを置いていく防犯カメラの映像を見つけました。彼と部屋にいたセキュリティーチームはすぐその部屋に行き、ジェインは慎重にカバンを調べました。

皆が息を殺して見守る中、ジェインはカバンから木製の小さな箱をひとつ取り出しました。神経を尖らせながら蓋を開けると、ポン! おもちゃのピエロが箱から飛び出し、びっくりした部下たちが悲鳴を上げました。

ありがたいことに爆弾の脅威はただのいたずらでした。けれどジェインは、セキュリティーの穴を気にしています。この状況の後始末をしている間に、ジェインは携帯のバッテリーが切れていることに気づきました。部下のカンが同じく部下のパクに電話して、VIPクライアントの状況を報告してきました。彼は突然の心臓発作を起こしていたのですが、無事助かったということでした。

数分おきに電話しても何の反応もないまま1時間。ダヒョンはジェインと落ち合う約束をしていたカフェを出ることにしました。ジェインはカフェに飛び込み彼女を探しますが、見つけることはできませんでした。彼がカフェについたときには、ダヒョンはもうバス停のそばの椅子に座り、帰りのバスを待っていたからです。

ジェインは急いでダヒョンの家に向かい、アパートの前で彼女を見つけることができました。彼女はこんな遅くに何をしているのかと苦々しい口調で尋ね、ジェインは彼女との約束は守っていると答えました。

彼は仕事の山に埋もれていたと言い、爆弾のことも話した方がいいのかと思いつつも、そのかわりに『緊急事態』が発生していたと答えました。ダヒョンはもちろんそんなことではごまかされません。ジェインに、誰だって忙しい、けれどやりたいことをするために時間を作るものだと言いました。

 ダヒョンの顔を見つめ、ジェインは怒っているのかと尋ね、ダヒョンはいいえと答えました。彼女は頭がおかしくなりそうだけれど力を尽くしている、ふたりは契約に従って何回も会わなければならないのだから、と付け加えました。

ジェインはそれを聞いて少し傷ついたようでしたが、仕事中に起きたことをはっきり言おうとした時、タイミング悪くカンから電話がかかってきて、オフィスに戻ってきて欲しいと言われました。ジェインはダヒョンに後で電話すると言い、戻っていこうとしましたが、ダヒョンはさっさとこの見え透いた言い訳を聞くのはやめにしたいから、その必要はないと答えました。

ダヒョンは家に入り、本当の気持ちに任せて目に涙を浮かべました。自分たちはただ付き合っているというだけで、結婚間近だとかそういうことではないのにと自分に言い聞かせます。彼女は、ジェインはいつも忙しく、いらいらとため息を付いていることに不満でした。

ジェインはオフィスで徹夜し、一旦手を休めてさっとシャワーを浴びました。

ダヒョンはヒョンジュンに向かい、デートをすっぽかされたと言いましたが、ヒョンジュンは、それはおかしい、ジェインはダヒョンを気遣っていると指摘しました。どんなに忙しくても好きな女性と会うために時間を作るものだということでふたりの意見が一致し、ヒョンジュンは、ジェインが彼女を好きではないとしたら落ち込むかとダヒョンに尋ねました。

ダヒョンはものすごくがっかりするわけではないけれど、と言い、それからぶつぶつと、「まだ何回か会ったばかりなんだから落ち着いて。彼を好きになっては駄目。本当の恋人ができたときの練習だと思えばいいのよ」と独り言を言いました。

オフィスでは、ジェインがまさにダヒョンに電話をかけようとした時、祖父から電話がかかってきました。部下たちがそろって、ジェインが命じる仕事の量が多すぎると文句を言っていると、ジェインが入ってきて、先日の爆弾問題からメディアの目をそらすため、ハワイに開業したホテルに関するニュースを解禁するよう命じました。

ジェインは爆弾問題を話し合うために祖父に会いに行きました。ジェインは単なる悪戯にしては手が込んでいたと説明しました。祖父はジェインも何か心当たりがあるのかと尋ね、ジェインはひとつだけあると答えました。

祖父は、それならすぐに容疑者にしかるべき対応をしするようせかしますが、ジェインは少しも動揺することなく「正直に言うと、一番怪しい容疑者は、じいさん、あんただよ」と言いました。驚いて祖父は激しく咳き込み、ジェインは、信頼を回復したいだろうから、ジェインのホテルをすぐ買い上げてくれとジェインは提案し、その話はうまくまとまりました。

ジェインは警察の調査報告が出たらすぐに報告すると言い、ジェインが帰ると、必死にこらえていた笑い声を上げました。

車の中で、ジェインはダヒョンに連絡しようとしましたが、応答がありません。ダヒョンは家でシャワーを浴びていて、ジェインからの2件の不在着信に気づきました。ジェインに何と返事をしていいか決めかねていると、ジスから電話がかかってきました。

SHモールでは、テハが帽子を試着しているダヒョンを遠くから偶然見つけました。その隣にジスがいるのに驚き、ふたりが恋人同士に見えたことを確認して、歩き出しました。

ダヒョンとジスは一生懸命勉強した後学食に立ち寄りますが、彼女はジェインからの電話を受けそこねたことが気になっています。彼女は少し後戻りし、こちらからかけるべきかと考えます。考えに沈みながらジスを追い歩いていると、うっかりして他の人に強くぶつかり、携帯電話は壊れてしまいました。

その夜、弁解の機会を求めて、ジェインはダヒョンの家の前で待っていました。彼はドアをノックし、何度も彼女の名前を呼び、ルーフパティオをうろついていました。

ようやく帰ってきたダヒョンは、ジェインが待っているのを見つけ、まっしぐらに近づくと、ジェインに冷たい態度を取り、素早く部屋のドアを開けました。ここで終わる訳にはいかないと、ダヒョンにディナーのことについて説明させてくれと言いました。

ダヒョンはしぶしぶ折れ、ジェインが爆弾事件のことを話すと、わだかまりは一気に消えました。怪我はしていないのかとダヒョンは問い、彼はただの悪戯だったと答えました。ふたりは、状況はもっと悪くなっていく可能性があると認めました。

ダヒョンは、ジェインの粗暴さが爆弾事件を引き起こしたのではないかと疑いますが、驚いたことにジェインは思慮深く、あり得ないことではないと答えました。ダヒョンは今からまともな人になりなさい、さもないと何か良くないことが起きるかもしれないとせがみました。ジェインは、爆弾事件に巻き込まれるような悪いことは何もしていない、と辛辣に返しました。

そうした事態がホテルで起きていることを考え、ダヒョンは宿泊客が来なくなるのではと推測します。ジェインはふてぶてしくそれを認め、鍵の掛かったホテルの部屋のドアの向こうではいろいろなことが起きるものだと言いました。その言葉の意味を理解し、彼女は恥ずかしくなって顔を背けました。

その頃テハは、どうすれば彼らに最悪のダメージを与えられるかを考えながら、今日の昼間撮ったダヒョンとジスの写真をいじりまわしていました。

レストランで、トイレから戻ったダヒョンは、ジェインに腕を引っ張られて隣に座らされました。ジェインは近くのカップルはこうしていちゃついていると言い、ダヒョンは一体何をしているのかと尋ねます。ドギマギして、ダヒョンは彼の手を振りほどこうとしますが、ジェインはただ眉を寄せて指を絡ませてきただけでした。

ダヒョンは黙ってジェインと手をつないだまま飲み物を飲みました。彼女は公衆の面前でいちゃつくことにまだ小さな恥じらいを感じていたので、ジェインがうとうとし始めたのに気づいていませんでした。突然彼の頭が彼女の方にもたれてきたので、ダヒョンはそーっとジェインが寝ている様子を確かめました。彼女は表情を和らげ、もう少し寝やすいようにしてあげました…。

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